愛した*S*Friend
その返信で
創真クンとのメールは終わらせたけど

どうしても
伝えたくなって‥

結果は分かってたけど
諦められないのも
分かってたから

せめて気持ちだけでも
知ってて欲しくて

『良かったら
 帰ったらメールちょうだい』と

再度,創真クンへ送信する。


久しぶりの早起きに
春休み中に乱れた生活リズムのせいで
身体は睡眠を欲しているはずなのに

目はすっかり冴えてしまい
ひたすらベットの上に置いた携帯と
にらめっこをしていた。



時計の針が9時半を指す頃。
トイレから戻ると

青の着信ランプが点滅している。

不安なはずなのに
やっぱり早くなる鼓動に

自分の想いを再確認した。

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