愛した*S*Friend
「柚美!いい加減起きなさい!」

昨日私の話を終えた後

いつものように盛り上がってしまい

気付いた時には日付が変わっていて

結局寝床へ着いたのは夜中の2時過ぎ。


時間の許す限り寝ている私が

次の日いつも通りの時間に

起きられるはずもなく―‥


ママに怒鳴られる朝を迎える始末。

『ちゃんと起きるから~
 
 もう仕事行っていいよぉ~‥ZZZ』


おぼろけな意識で返事をすると

ママから返答はなく

既に階段を駆け下りていて

玄関の開く音がしていた。



それを確認して瞼を閉じ

もう一度眠りに着いた。



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