EXCAS
レナは車の運転は出来ず、ショウは傷だらけで無理。
移動手段は必然的に徒歩になり、途中でタクシーを捕まえて目的地まで行く事となった。結局、その場所に着く頃には昼を過ぎてしまった。
どこかで昼食を取ろうという事で、最寄りのファーストフード店に入った。
「しかし、どうしてここで待つんだ。会う約束でもしていたのか」
「貴方があまりにも目を醒まさないから、お見舞いに行くといって聞かなかったんです。でも一般人は易々と艦内に入れないから、わたしが連れて行くと約束した。だから、その待ち合わせが」
「公園で待ち合わせか。確かに、何度もここで一緒に遊んだからいい場所ではある」
「あれを遊びと言うならね。すごく大人気ない事ばかりやっていたじゃない」
「言っておくが、俺は悪くないぞ。かくれんぼで木の上に昇るのは当然だ」
「木の上をぐるぐる回りながら、鬼の視界に入らないようにする事が? 常に鬼の死角に回りこんで逃げる事が?」
「まだいい方じゃないか。誰だよ、缶蹴りや鬼ごっこで罠を仕掛けた奴は。引っかかったリンは泣いてしまったじゃないか」
「貴方だったと思うけど。悪質な事に、ダメージはないけど腹が立つ仕掛けばっかり張っていたのは。ねえ、どうしたらタライが木の上から降ってくるんだろうね?」
移動手段は必然的に徒歩になり、途中でタクシーを捕まえて目的地まで行く事となった。結局、その場所に着く頃には昼を過ぎてしまった。
どこかで昼食を取ろうという事で、最寄りのファーストフード店に入った。
「しかし、どうしてここで待つんだ。会う約束でもしていたのか」
「貴方があまりにも目を醒まさないから、お見舞いに行くといって聞かなかったんです。でも一般人は易々と艦内に入れないから、わたしが連れて行くと約束した。だから、その待ち合わせが」
「公園で待ち合わせか。確かに、何度もここで一緒に遊んだからいい場所ではある」
「あれを遊びと言うならね。すごく大人気ない事ばかりやっていたじゃない」
「言っておくが、俺は悪くないぞ。かくれんぼで木の上に昇るのは当然だ」
「木の上をぐるぐる回りながら、鬼の視界に入らないようにする事が? 常に鬼の死角に回りこんで逃げる事が?」
「まだいい方じゃないか。誰だよ、缶蹴りや鬼ごっこで罠を仕掛けた奴は。引っかかったリンは泣いてしまったじゃないか」
「貴方だったと思うけど。悪質な事に、ダメージはないけど腹が立つ仕掛けばっかり張っていたのは。ねえ、どうしたらタライが木の上から降ってくるんだろうね?」