ナツコイ


「ハルキくんに呼び出されて、ここに…」



「ハルキがっ?」



「うん…?」



リュウは口元に手を当て、少し考える。



そして、ハッとしたリュウはその場にしゃがみ込む。



「くっそー…アイツ…」



「なに?どうしたの?リュウっ」



そう言ってユイもその場にしゃがみ込む。



「…ハルキにやられた」



「えっ?」



「多分…オレの為だ」



「リュウの…為?」




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