forever love ~すべてあなたに捧げます~
お姉ちゃんは私の服を思い切りつかんで、一発殴った。
「痛いよ・・」
「キモすぎでしょ」
そのまま部屋を出て行った。
その後、熱は悪化して高熱になった。
結衣からまた何度か電話があったけど、それすら出る事が出来なかった。
お母さんとお父さんはこんな時に限って、仕事が終わると実家のおばあちゃんちに行ってしまう事になった。
まあどうせ、看病してくれないんだけど・・。
布団の中で一人うずくまっていた。
ガチャ。
「心々乃来いよ」
また服をつかんで、私をベットから落とした。
「何・・・」
「あんたと同じ家にいるの嫌だから、出て行って」
ドアの前まで引きずられた。
私は、これからどうしたらいいのだろう・・・。