Love is True?or Lie?
Second story 始まり
その日は、いつもと変わらなくて。
見つけた宿と一緒にバーで飲んでいた。
もちろん、マスターのバーじゃないけどね。
「なぁ~リコ」
「ん?どしたの?」
「このあと、どうする~?」
「んー?次のお店でもいく?」
「ん~…それよりさぁ今日も…いい?」
もちろん。じゃなきゃ宿じゃないわ。
「いいよ、もちろん。」
そう告げると、その男はWCへ向かった。
カラン…
コップの氷が溶ける。
こんな風に、あたしも溶けることができたら…
なにもかも、なくなってしまいたい。
「お次も同じので…いいですか?」
「え…あぁ、お願いします」
バーテンダーの人、気が利く人なんだなあ