理論と刀と恋の関係。
。₀:*゚✲゚*:₀。




「おい!」
「宮瀬くん!!」
「ごっほ…アンタ、しっかりしいや」
「宮瀬ッ」



みんなが遥花さんの方に駆け寄っていく。



そんな中、僕は、



「…土方さん」



「あ?んだよ」



僕は…土方さんの腕を掴んでいた。



「隊士には、させませんよ」



精一杯睨みをきかせて言う僕と。



「はっ…随分入れ込んでんじゃねぇか」



そんな僕を見て、軽く嘲笑う土方さん。



「うるさい…!」



僕が反論しようとすると、



「ったく……わーってるよ。

あいつは、参謀なんだろ?

…隊士じゃねーよ」



土方さんはそう言い、ぽんっと僕の頭に手を置くと、近藤さん達の方へと歩いていった。













“なーに勘違いしてんだよクソガキが”



…残された捨て台詞に、悔しさが込み上げる。



(ガキなんかじゃ…ないし)
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