理論と刀と恋の関係。
。₀:*゚✲゚*:₀。




「まずは…沖田さん、あなたのことからです!」



びしっと指をさされ、流石に少し戸惑う。



だって、この流れで僕のことを言うというのは、僕がこの先、浪士組の未来を危うくする一要因な訳で。



そりゃ、動揺するに決まってる。



(僕が何かやらかすというのか!?

近藤さんに、何か迷惑をかけるようなことを!!)



そんなことはあってはならない…何としてでも、そんな未来は阻止しなければ。



覚悟を決め、彼女を見据えると、遥花さんはひとつ溜息をついてから、僕にこう告げた───
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