理論と刀と恋の関係。
朝から大変な目にあった…。
沖田さんにお礼を言い、はぁ、と安堵のため息を吐きながら食器を下げに行く。
さっきも言ったが、今日はやりたいことがあるのだ。
今日の食器洗い担当の隊士にお皿を渡し、もと来た廊下を戻って広間の前にいくと、そこにはまだ沖田さんがいて。
部屋に帰りますよ~、なんて言いながら私の手を引く。
…引率されている幼稚園児みたいでちょっと恥ずかしいけど、またあいつに絡まれるのはもっと嫌だから、ここは大人しく彼に着いて行く。
とにかく、新見さんを追い払ってくれた彼には感謝が尽きないわ…。
* * *
「……今日のスケジュールを発表します!!」
「すけ…じゅーる?」
高らかに宣言する私。
疑問符を浮かべる沖田さん。
…あ、やってしまったな、私。
沖田さんに手を引かれて部屋に戻ってきた私は、ヤツのことなんか忘れよう!とハイテンションに振る舞ったのだけれど…。
「あーその、つまり…今日の予定を確認しましょう、ということです…」
あれ、おかしいな…明るくキメようと思っていたのに、どんどん尻すぼみになっていくぞ?
「あぁ…また異国語ですね?」
私は未来でのクセが抜けなくて、度々カタカナを使ってしまうので、沖田さんはまたか、という感じだ。
彼はもう慣れたらしい。
こういう辺り、彼は頭がいいんじゃないかと思う。
沖田さんにお礼を言い、はぁ、と安堵のため息を吐きながら食器を下げに行く。
さっきも言ったが、今日はやりたいことがあるのだ。
今日の食器洗い担当の隊士にお皿を渡し、もと来た廊下を戻って広間の前にいくと、そこにはまだ沖田さんがいて。
部屋に帰りますよ~、なんて言いながら私の手を引く。
…引率されている幼稚園児みたいでちょっと恥ずかしいけど、またあいつに絡まれるのはもっと嫌だから、ここは大人しく彼に着いて行く。
とにかく、新見さんを追い払ってくれた彼には感謝が尽きないわ…。
* * *
「……今日のスケジュールを発表します!!」
「すけ…じゅーる?」
高らかに宣言する私。
疑問符を浮かべる沖田さん。
…あ、やってしまったな、私。
沖田さんに手を引かれて部屋に戻ってきた私は、ヤツのことなんか忘れよう!とハイテンションに振る舞ったのだけれど…。
「あーその、つまり…今日の予定を確認しましょう、ということです…」
あれ、おかしいな…明るくキメようと思っていたのに、どんどん尻すぼみになっていくぞ?
「あぁ…また異国語ですね?」
私は未来でのクセが抜けなくて、度々カタカナを使ってしまうので、沖田さんはまたか、という感じだ。
彼はもう慣れたらしい。
こういう辺り、彼は頭がいいんじゃないかと思う。