理論と刀と恋の関係。
* * *




そのあと、晩御飯をいただきまして。



(事故やら尋問やらで時間の感覚が無くなっていたのだが、ふと気がつけばもう午後6時だったのだ)



そこで、隊士の皆さんとご対面。



みなさんとても…なんていうか、“強面” という感じの方ばかりで。



ちょっと怖かった、というのは内緒にしておこう。



…ちなみに。



そのとき初めて知ったのだが、私は〝参謀〟という役職につくらしい。



なんでも、戦わずに済むとかなんとか。



私の記憶では、新撰組には参謀っていう役職に誰かいた気がするんだけど…。



沖田さんが私1人だって言っていたし、まだその役職ができる前なのかもしれない。



何にせよ、早く日本史を復習しなきゃなー。



……なーんてことを思いつつ食べ終え。



沖田さんの見張りの元、お風呂に入らせていただいて。












なんとか幕末での1日が終わりそうだ。
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