理論と刀と恋の関係。
沖田さんは立ち上がり、私の方を見て言う。
「遥花さん…早いですね。
昨夜はよく眠れましたか?」
その問いに、そういえば…と昨夜のことを思い返す。
(私…沖田さんの隣で、眠れた)
普段なら絶対にありえないのに…。
そのことに少し動揺しつつも、平然とした声で言った。
「えぇ、お陰様で」
そんな私に、沖田さんもいつもの笑顔で言う。
「それは良かったです」
…では、朝餉に行きましょうか」
あさげ?
ポポポポーン、と頭の上にクエスチョンマークが浮かぶ。
そんな私の様子に、沖田さんはもしかして、という顔で尋ねる。
「朝餉って…分かりませんか?」
私はこくこくと首を縦に振る。
「えっと…朝に食べる飯、みたいな…」
沖田さんの説明で、私はぴんと来た。
(朝ごはんのことね!)
「あ、OKです。理解しました」
「…おっけぃ???」
今度は沖田さんの頭の上にクエスチョンマーク。
あ、しまった。
つい、いつもの癖で英語が…。
私は慌てて訂正を入れる。
「あ、気にしないでください!
OKというのは外国語で、“了解” みたいな意味で…」
首を捻っている沖田さんに説明する。
ややあって、
「未来は外国語で溢れているのですね…」
と、なんとか納得…?してもらえた。
(っていうか…
そもそもOKって、 “Okay” …賛成とか、同意、承認、好調…approved, all right, favorableみたいな…それと、正しい…correct とかを表す英単語…だったっけ?
それで、 “OK” は別に略語でもなんでもなくて、確かボストンの新聞で、oll korrect…all correct の表記ゆれ…として現れたのよねー)
ふむふむ、なんて言っている沖田さん放置で、未来でも知っている人間はあまりいないであろう知識を引っ張り出す遥花。
これぞ、マイペース。
「遥花さん…早いですね。
昨夜はよく眠れましたか?」
その問いに、そういえば…と昨夜のことを思い返す。
(私…沖田さんの隣で、眠れた)
普段なら絶対にありえないのに…。
そのことに少し動揺しつつも、平然とした声で言った。
「えぇ、お陰様で」
そんな私に、沖田さんもいつもの笑顔で言う。
「それは良かったです」
…では、朝餉に行きましょうか」
あさげ?
ポポポポーン、と頭の上にクエスチョンマークが浮かぶ。
そんな私の様子に、沖田さんはもしかして、という顔で尋ねる。
「朝餉って…分かりませんか?」
私はこくこくと首を縦に振る。
「えっと…朝に食べる飯、みたいな…」
沖田さんの説明で、私はぴんと来た。
(朝ごはんのことね!)
「あ、OKです。理解しました」
「…おっけぃ???」
今度は沖田さんの頭の上にクエスチョンマーク。
あ、しまった。
つい、いつもの癖で英語が…。
私は慌てて訂正を入れる。
「あ、気にしないでください!
OKというのは外国語で、“了解” みたいな意味で…」
首を捻っている沖田さんに説明する。
ややあって、
「未来は外国語で溢れているのですね…」
と、なんとか納得…?してもらえた。
(っていうか…
そもそもOKって、 “Okay” …賛成とか、同意、承認、好調…approved, all right, favorableみたいな…それと、正しい…correct とかを表す英単語…だったっけ?
それで、 “OK” は別に略語でもなんでもなくて、確かボストンの新聞で、oll korrect…all correct の表記ゆれ…として現れたのよねー)
ふむふむ、なんて言っている沖田さん放置で、未来でも知っている人間はあまりいないであろう知識を引っ張り出す遥花。
これぞ、マイペース。