太陽のあいつ《完結》
第1章

快楽と孤独

「ん、ん…。
ケイタ…ん…。
ケイタ…」



俺を呼ぶ声と
パイプベッドの軋(きし)む音がリンクする。


カーテンから漏れる細い西日が
俺の顔をちょうど照らしていた。


放課後、即行で家に帰り、
サオリとエッチをする俺は
少しだけ…太陽に申し訳ない気持ちになる。
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