太陽のあいつ《完結》
「みんな、集合してくれ!!
今日から入部した2年の須賀だ!
宜しく頼むな!」



末永はアツシの目を向けると、



「二年の須賀敦志です。
宜しくお願いします」



軽く頭を下げるアツシに、
目をときめかす女子たち。


男子は少し面白くなさそうだ。


そんな時、
またアツシと目が合った。



―ドキ…



目を逸らすことが出来ない。
アツシも俺を見つめたまま、目を離さない。


カラダが硬直し、
息さえも呑むことが出来なかった。
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