太陽のあいつ《完結》
「それじゃ…
須賀も準備体操して、
ウォーミングアップしてくれ」



末永に肩を叩かれたアツシは
俺から目を離した。


そして、
俺たちに混ざって
準備体操をすると、
プールへ飛び込んだ。


クロール、平泳ぎを5往復ずつ順番に泳いで行く。


合計10往復が終わった俺は
プールから顔を出し、
アツシの姿を探した。



あれ??
どこだ??



他にも水色の競パンを穿いた部員がいるため、
どこにアツシがいるのか分からない。



あ!
あれだ!!



二つとなりのレーンでちょうど泳ぎきったアツシを発見した。
< 117 / 579 >

この作品をシェア

pagetop