太陽のあいつ《完結》
余裕気分で、
高校でも水泳部に入部したのに、
これではカッコ付かない。



こんなんじゃ…
俺じゃない…。



そんな風に思えば、思うほど
部活に行く気分になれず、
気が向いたときにしか出なくなっていた。


少しでも気分が乗らないと、
女を連れ込み、プールではなくベッドにダイブする。


そんな日々じゃ…
タイムは縮まらないだろう。


でも、俺はどうしたら良いのか…
分からなかった。
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