太陽のあいつ《完結》
「ケイタ~!!
やったぜ~!!」



ケータイを握り締めたナオキが
いつも以上にニヤケ顔でやってきた。



「何だよ~。
何か良いことでもあったのか??」



ナオキは待ってました~!というような表情で、話し始めた。



「やりました~!!
俺、ミキちゃんと付き合うことになった~!」


「え?マジ?!」



ナオキは両手を上げ、
「この星に生まれて良かった~」などと、
芸人のモノマネをしながら喜んでいた。
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