太陽のあいつ《完結》

不純なヤキモチ

「ケイタ、
一緒に海入ろう~!!」


「あ、うん…」



サオリに引っ張れる腕とは逆に、
沖にいるアツシのことが気になった。



あれ?
どこに行ったんだろう…。



シートの上にも、
海の家にもいる気配がなく、
キョロキョロと見回した。



「ケイタ?どうしたの??」


「いや…何でもない…。
大丈夫だよ」



どこ行ったんだよ…?
アツシ…。
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