太陽のあいつ《完結》
んんん??



ふと目を開けると、
沖からずいぶん流されていることに気付いた。



「あれ~!?
けっこう来ちゃったな~」


「あ!!!
ホント~!!
ケイタ、大丈夫?」


「うん。
浮き輪押しながら泳ぐから
サオリは落ちないように
しっかり掴まってろよ」


「うん。分かった~」



俺は浮き輪に手を突き、
海面に降りようとした。




その時……
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