太陽のあいつ《完結》
「おい!!大丈夫か!!」



只ならぬ状態だと
察知して
泳いできたナオキも
一緒に浮き輪を押した。


沖にたどり着き、
アツシはサオリを抱え、
砂浜に寝かした。


意識のないサオリは
青白い顔をしている。


すると、
アツシはサオリのアゴを上げると、
鼻を抓み、
唇を重ねた。
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