太陽のあいつ《完結》
でも返事はすぐに来なかった。


今日は撮影だと言っていたから、
まだ仕事中なのだろう。


同じ高校生なのに、
ミキは仕事をしているんだな…
と改めて実感する。



「ケイタ~!!
ご飯だよ!!」



階段下から
母さんの声が聞こえた。


部屋の電気をつけ、
時計を確認すると
20時を回っていた。


とりあえず1階に下り、
イスに座る。
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