太陽のあいつ《完結》
テーブルの上に置かれたケータイを
夕食を食べながら、
チラチラと確認する。
おかげで夕飯の味なんて
全く分からなかった。
今日は母さんも姉ちゃんも
これから出かけるらしく、
帰りは遅くなるらしい。
友達とカラオケに行くと
張り切っている母さんが少し羨ましかった。
誰も居なくなった部屋で、
TVも付けず、
ただ黙ってケータイを眺めていた。
もう
21時半を回っている。
何で
ミキから返事が来ないんだ??
もしかして、
アツシに俺と連絡取るなって言われたのかな…?
悪い予感ばかり過ぎってしまう。
ため息が1回出たとき、
ケータイが鳴った。
夕食を食べながら、
チラチラと確認する。
おかげで夕飯の味なんて
全く分からなかった。
今日は母さんも姉ちゃんも
これから出かけるらしく、
帰りは遅くなるらしい。
友達とカラオケに行くと
張り切っている母さんが少し羨ましかった。
誰も居なくなった部屋で、
TVも付けず、
ただ黙ってケータイを眺めていた。
もう
21時半を回っている。
何で
ミキから返事が来ないんだ??
もしかして、
アツシに俺と連絡取るなって言われたのかな…?
悪い予感ばかり過ぎってしまう。
ため息が1回出たとき、
ケータイが鳴った。