太陽のあいつ《完結》
…チュンチュン
チュンチュン
窓の外から
小鳥の鳴く声が響いている。
カーテンを開けたまま、
寝ていたせいで瞼の裏が妙に明るい。
ゆっくり目を開けようとしたが、
いつもより重たかった。
立てかけの鏡に
顔を映すと、
瞼が腫れている。
昨日の夜、
涙を流しながら
眠りについたことを思い出した。
とりあえず階段を下り、
風呂場に向かうとシャワーを浴びた。
こんな顔、
母さんや姉ちゃんには見られたくない。
チュンチュン
窓の外から
小鳥の鳴く声が響いている。
カーテンを開けたまま、
寝ていたせいで瞼の裏が妙に明るい。
ゆっくり目を開けようとしたが、
いつもより重たかった。
立てかけの鏡に
顔を映すと、
瞼が腫れている。
昨日の夜、
涙を流しながら
眠りについたことを思い出した。
とりあえず階段を下り、
風呂場に向かうとシャワーを浴びた。
こんな顔、
母さんや姉ちゃんには見られたくない。