太陽のあいつ《完結》
「ケイタ…
お前、サオリちゃんと
やり直す気ないのか??」


「うん…
ない…。
サオリとこのまま付き合って行くのは
ダメなんだ…」


「そっか…。
なぁ??
一つ聞いて良いか?」


「あぁ…何?」



その瞬間、
心地良い風が吹き、
俺たちを包んだ。


ナオキは
俺の目を見ながら、
息を呑む。



「あのさぁ…
ケイタの好きな人って…


アツシだろう…?」
< 342 / 579 >

この作品をシェア

pagetop