太陽のあいつ《完結》
「それじゃ、
うちら先帰っているよ。
また後でな!!」



アツシがそう言うと、
ナオキを連れて歩き出した。



俺も一緒に
アツシの家に行きたかったのに…


一体、何だよ…



「何…??
何かあったの??」



俺の声に田上は
「こっち来て~」と手招きし、
校舎の横の花壇に連れて行かれた。

すると、
見たこともない生徒が立っていた。



でもうちの制服を着ているから
同じ学校の奴だと分かる。
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