太陽のあいつ《完結》
「須賀!良い泳ぎしてたぞ!!
このタイムなら地区大会にも行けるだろう!!」



声をかける末永の言葉で
未来への期待が高まった。



次は俺の出番だ…



さっきのアツシの泳ぎに
刺激を受け、
俺の中で気合が増していく。



「次に…
男子100m自由形…」



女性アナウンスの声に
緊張と気合が込み上げ、
手の平から何か熱いものを感じた。



俺は変わった。


この夏、
生まれ変わった。


アツシと出会って、
すべてが変わった。


ここで結果を出す!!
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