太陽のあいつ《完結》
俺は振り返ろうとしたとき、

「アツシの友達か~??」

と、その男性が声を上げた。



俺は
アツシの父さんかな…と思いながら、
その男性に目を向けた。




…………あ




頭が真っ白になった。


そして、
言葉も出て来ない。


吹き抜けになっているロビーは
生徒たちの声が響いているが、
この4人の空間だけは
時が止まっていた。
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