太陽のあいつ《完結》
「そんなことはないんだけど…。
君、ここに一人で住んでいるの?」


「あぁ…。
高1からずっと一人暮らしなんだ。
でも高校を転校するから、
引越しもすることになって…」


「あ…

…そうなんだ…」



何、話そう…
変に緊張しちゃうな…。


誰にも緊張することなんてないのに…
何だろう。



「シャワーでも浴びる??
それともコーヒーでも入れようか?」



俺は頷くように
「じゃ…シャワー」と呟いていた。
< 50 / 579 >

この作品をシェア

pagetop