太陽のあいつ《完結》
「…アツシ。
俺たち、一体何なの??」



うつむいたまま、
俺は呟いた。



「ケイタ…
これだけは勘違いしないでほしい…。
俺はケイタのこと
今もちゃんと愛している。
これはウソじゃない。
クラブで会ったときは、驚いたよ。
ケイタが踊っているんだから。
それを見たミキがケイタに近づいたんだ。
酔ったケイタをうちに連れてきたとき、
何だか愛おしくてなって…
俺はその時からケイタに恋していた…」



そう言うと、
アツシは俺の横に座り、
横から強く抱き締める。
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