太陽のあいつ《完結》
「これ、飲みなよ」


「あ、ありあとう…」



アツシから手渡されたアイスコーヒーを一気に飲み干した。


もちろん喉も渇いていたが、
胸の中で熱くなるものを冷やしたい気持ちだった。


アイスコーヒーのおかげで、
喉からカラダの中までスッキリと冷却される。


でも…
胸のあたりが冷える事はない。

何だろう…



俺はアツシに目を向けた。
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