太陽のあいつ《完結》
俺とアツシは
音楽と一体化するように、踊った。


アツシの踊りは
今まで何度か
見たことがあるが
今日は妙に、
キレが良いように感じる。


俺も負けない気持ちで、
踊りまくった。


気が付くと、
汗が出てくるほど夢中になっていた。


音楽が変わり、
俺たちは席に戻ると、
ナオキとミキは相変わらず
イチャイチャしていた。



「ほら~そこ~
見せ付けるなよ~!!」



アツシの突っ込みに
ミキは対抗するように、
ナオキの頬に軽くキスをする。


ニヤケ面のナオキの顔が
どんどんニコちゃんマークのようになって行く。


ホント、
ナオキも幸せ者だな。
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