太陽のあいつ《完結》
「……ん、ん」



アツシは寝返りを打ち、
俺のほうを向いた。


何とも言えない
気持ち良さそうな顔。


俺はそんなアツシの寝顔に
キスをする。



「……ん、ん」



あ、アツシ…
起きちゃった??


アツシは
ゆっくりと目を開け、
勝手にキスした俺の顔を
マジマジと見つめる。



「…ケイタ…の…エッチ…」



アツシはそう言いながら、
俺のカラダに手を回す。



「ケイタ、今、何したの…?」



寝起きなのに、
いつもの意地悪そうな顔で
聞いてくるアツシ。
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