太陽のあいつ《完結》
-ガチャン!!!!



床に物が落ちた音で、
目を覚ます。



何だ????



俺は目を擦りながら、
カラダを起こした。

すると、アツシが
キッチンで最後の片付けをしていた。


部屋はダンボールが
何個も積み重なり、
ベッドと布団だけが取り残されていた。



「あ!ケイタ…起きたか?
ごめんな~うるさかったよな」



アツシは
ヤカンをダンボールに入れようとしたとき、
手が滑って床に落としたようだ。
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