太陽のあいつ《完結》
一息ついてエレベーターに乗り、
1階に降りると左へ向かおうとした。
すると、
頭上から大きな声がする。
「ケイタ!!!
違う!!
右!!」
反射的に空を見上げた俺は、
太陽が眩しく目を細めてしまう。
存在を確認するまで
数秒かかってしまった。
…あ、
アツシ…
アツシがベランダから顔を出し
叫んでいたのだ。
1階に降りると左へ向かおうとした。
すると、
頭上から大きな声がする。
「ケイタ!!!
違う!!
右!!」
反射的に空を見上げた俺は、
太陽が眩しく目を細めてしまう。
存在を確認するまで
数秒かかってしまった。
…あ、
アツシ…
アツシがベランダから顔を出し
叫んでいたのだ。