太陽のあいつ《完結》
外はコート無しでは
歩けないほど、
冷え切っているのに、
俺たちのカラダは、
燃え上がるような感覚だった。


アツシを求めていたい…。


硬くなったアツシ自身に
唇を寄せ、
上下に動かした。



「…あ、あ、ケイタ…」



刺激に仰け反るアツシの手を
ギュッと握り、
唇を力いっぱいに動かす。



「…あ、ヤバい…
俺、イキそうだよ…!」



俺は「そのまま…」と
目で合図を送り、
アツシは俺の口の中で
頂点に達した。


アツシの遺伝子が
俺の体内に入っていく…
そんな満足感さえあった。
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