太陽のあいつ《完結》
毎日あったことを
メールで報告をする日々。


離れてみて分かったが、
アツシは意外と嫉妬深いのだ。


「クラブでこんな奴と知り合った」という話をすると、
機嫌が悪くなったり…。




俺はアツシと出会って、
本当に変わった。


もし出会っていなければ、
きっと水泳部を辞めていただろう。

そして、
目指すものも無くなり、
ただテキトーに生きていただろうな。


今は最後の大会で
良い成績を出し、
夏休みからは大学受験のために塾に通うことになっている。


アツシも日本の大学を受験するので、
一緒の大学に行きたいと思っている。


遊んでばかりいた俺のレベルでは…
目指す大学は難しいので、
夏休みから頑張るつもりだ。
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