太陽のあいつ《完結》
「それがさぁ、
あれからミキちゃんと
ホテル行っちゃった!!」


「え!!!!!!!
 
 マジ!!!」



思わず、
大声を出してしまった俺の口を
ナオキが手で押さえる。



「お前!!声デカイ!!」


「あ…ごめん…っていうか…
何で、お前とミキちゃんがホテルに行く流れになるんだよ!」



そんな質問に、
ニヤけ面のナオキは
自信満々に答える。



「俺のことがタイプなんだって。
ミキちゃんが言ってた~」



一瞬、言葉に詰まる。


ナオキがタイプ????
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