太陽のあいつ《完結》
「お待たせ!!早く帰ろう~」



3分もしない内に戻ってきたサオリは俺の腕を掴み、
席を立たせる。



「うん、そんな急ぐなって~」



俺たちの様子を見ていたナオキがニヤニヤしながら、
こっちを見て「これからヤルの?」と口パクでからかう。


俺も負けずに「うるせ~」と
口パクで返事をして教室を出た。
< 76 / 579 >

この作品をシェア

pagetop