毒舌姫とモテ王子のラブレッスン



「は?今更かよ。俺が……宙を抱きとめた時点でもう俺たちは先生と生徒だろ?連絡手段がなかったらどうやって受講するつもりだったんだよ」




なんて、あっさり言われてしまったら言い返す言葉もでない。




それに、わたしは気づいてしまった。






彼方に少しずつ、でも確かに惹かれ始めていることに。




今日始めてちゃんと話したのになぁ。



自分でもびっくりだ。
< 34 / 44 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop