呪われた巫女の恋の物語
っん、もう3時…
寝過ぎちゃったかな
まぁー、いっか!何とかなるっしょ!
それより、お母さん達大丈夫かな
そっちのが心配で、苦しい。
「蓮華ーー!おはよん!」
私「百合、来てたの?」
百「うん!よく寝てたねー笑」
私「何で、起こしてくんなかったのよ。おなかすいた」
百「パン!蓮華の大好きなチーズパン持って来たよ!」
私「流石百合ね。わかってる」
私「ありがとう」
百「いいえー♡蓮華に、御礼言われると照れちゃうなぁ♡」
私「だまれ」
百「ごめん♡」
このチーズパン好きなやつだ
百合、心配してたのかな?
私「気を使わなくてもよかったのに」
百「ん?何だってー?聞こえなかった」
私「うんん、何でもないよ」
百「そりゃ、よかった」
早く帰ろう。皆の事が心配だし
花月の事も気になる。
花月は、物の怪を取り締まる警察で実力が物を言う組織。
力のない物は、入れない。
因みに、私のお母さんは花月のメンバーである。
地位は、とても高くこの世界の政治を動かしたりもしている。
この世界の政治は、人間と物の怪の2対3の割合で成り立っている。
人間の事は、人間が取り締まり支配する
物の怪の事は、物の怪が取り締まり支配する。双方の関わりは、共存と言う形で成り立っているから、お互いを制圧し合う事は、ない。
と言うか出来ないだろう。
物の怪の方が圧倒的に強いのだから、人間は、物の怪の言う事を聞くしか出来ないって言うのが本当の話だ。
まぁ、どちらにせよ。
人間と物の怪などの戦など辞めた方がいいのだ。この世界の均衡を守って行くのならね。
さぁーて、帰ろうかな。
私「百合、私帰るけど?百合も帰る?」
百「うん!帰る!」
私「んじゃ、帰ろうか」
また、電車かー
私ね、電車嫌いなんだよね。
気持ち悪くなるからさ
百「ほーら!早くしないと、遅くなるよー!」
私「はいはい」