心も、とろけるほど愛して
やっぱり次の日も電話をかけてくるなんて無いかも...
ソファーから足を下ろし冷蔵庫からビールを取り呑みながらソファーに戻るとテーブルスマホが振動を始める。
っあ...流哉
ドキドキしながら片手を伸ばしスマホを耳に押し当てた。
『もしもし...?』
変だな?
電話して来たのに返答がない、知らない内に、どこかにぶつかってボタンでも押したのかな?
『もしもし?』
やっぱり間違えて発信ボタンを押したのかも?