心も、とろけるほど愛して


「別に...」
「相変わらず、つれない女だ」



んっもう私は月子って人の事で腹立っているの。



「...早く帰って来たんだ、お帰りのキスは?」



バ、バカですか、さっきまで俺様な感じで来ていたのに今度は甘々?



「うり...」



流哉は、唇に、そっと指を置き丁寧になぞり始める...


もう仕方ないかな...


こんな雰囲気になったら怒るにも怒れないよ。



< 291 / 377 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop