心も、とろけるほど愛して



「あ、あの...昨日、家に帰ってから、お風呂に入って右耳だけ痛くて、ピアス取って、ジュエリーBOXに入れたままで...」



少しの罪悪感どころか心臓が止まりそうになる。



「そっか...うり...今週末何処かへ行こうか?」


「嬉しいな...連絡待ってます」




酒井さんは、微笑むと私の肩をぽんっと叩きエレベーターが3階に止まると何も無かったように降りて行った。
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