True LOVE
世の中なんて、そうそう上手くいくもんじゃない。
そう思ったのはベッドの上。
空気があって水があって太陽があって…
生きる為に必要なモノは不自由なくそろっている。
その上、まだ欲を満たそうと思うのは贅沢なのかな?
なら…どうすればいいんだろう……
思った事もない考えにショートしかけの頭の横で音楽が流れる。
携帯の着信音。
開けば瞳って名前がバックライトの真ん中に映っていた。
{ゴメンねー(゜Д゜)いきなり}
コイツはおれの事好きなのかな?
おれはコイツの事好きなのかな?
好きになっていいのかな?今、別に付き合ってもいない。以前までなら付き合っていても付き合っていた。
どうしたいんだろう。
おれの心なのにどうしておれに読めないんだ…
{いいよー。おれもブチってゴメンねー}
{…怒ってるかと思っちゃった}
{怒ってな }
こう打ちかけて手をとめた。
怒ってるように見えたのか?別にそんなつもりはない。ただ怒りをぶつけるとしたら自分自信にだろう…