明日へ



なんかもうなぁ…

いっきにいろんなことおこりすぎだって…



廊下をとぼとぼ歩いてると

図書室から声が聞こえた



『………好き』



あまりよく聞こえない…

でもこの声…

俺は図書室にバレないように近づいた



「絢音が好き…///」

「………えっ////」



……………

なんだよ…これ…

モヤモヤとした気持ちにさらに黒い霧がかかる


取られる…絢音が…

でも、当たり前だよな…
俺なんもしてねぇし

もしこんなことになる前に告白してたら
絢音は少しでも俺の方を向いていてくれた?



ガラッ!!


!?
絢音が凄い勢いで図書室を出ていった

一瞬見えた絢音の顔は…


真っ赤だった…




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