明日へ



「それにしても、曜日間違えちゃうなんて、
ふふっ中嶋さんにも抜けてるとこあるんだね」



先輩はクスッと笑った

か、かっこいい…///



「…っ////あ、わ、私抜けてるとこばっかですよー!
もう失敗ばっかりで…勉強もできないし…」

「勉強?中嶋さん勉強できないの?」

「そーなんですよー…」

「何の教科ができないの?
教えられる範囲なら教えようか?」

「ええ!?い、いいんですか!?」

「僕も勉強は苦手だから教えられるかわかんないけどね」



こ、こここれは!?
先輩に近づけるチャンスかも!?



「じゃ、じゃあ!」

「よし!じゃあ今日の放課後からさっそくするか!」

「は、はい!」

「ふふっじゃあ僕はそろそろ教室に戻るよ。
中嶋さんも遅れないようにね」



そういうと私の頭をポンッと撫でて
図書室を出ていってしまった

かぁぁあと顔が赤くなる

な、撫でてもらっちゃった////

私はうきうき気分で教室に戻った。






< 5 / 40 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop