《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
どうゆうことか理解できず、頭を悩ます英美。



考えてるうちに日が昇り始め、部屋の中が明るくなりつつある。

英美は寝ずに考え、そのまま朝を迎えた。



弘樹を送り出した後、英美は一通りの家事を済ませて着物に袖を通し、学校に出向いた。



瑛樹の担任の先生に会い、詳しく説明をうける。



家に帰ってきた英美は瑛樹の部屋を覗き、幸せそうに眠っている、瑛樹の顔を見つめた。

担任の先生が言うには『再婚した母の為』だと言う。

『俺がいるとあの人は困る。

だから俺は、寮のある職場に行く。』

それが瑛樹の言葉だった。
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