《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
弘樹が戻ってきて、英美と弘樹は先にご飯を食べる。



瑛樹の分のご飯をよけて…



夜も更けて、弘樹は先に眠りについた。

英美は瑛樹の帰りを待ち続けた。

一時を過ぎても、帰ってくる気配がない。

不安に思いながらも、瑛樹を待ち続けていると、電話が鳴った。

「森山でございます。」

英美は弘樹を起こさないよう、小さな声で電話に出た。

「市民病院の…」



それは瑛樹が怪我をして、病院に運ばれたという電話だった。

英美は急いで弘樹を起こし、病院へ向かった。

病院に着くと警察官が数人病室の前に立っていた。

英美は頭を下げ状況を聞く。
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