《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
この子の為に何が出来るのかな…

ちゃんと育ててあげれるのかな…



考えれば考えるほど、不安が募り、落ち込みが増す。

深みにはまりでれなくなった英美。



玄関のドアが開く音で我に返り、弘樹を出迎える。



「おかえりなさい。」



英美の異変に弘樹はすぐに気がついた。

「今日、病院行ったんやろ?

どうやってん?」

「赤ちゃんできてるって…」

英美の言葉を聞いた弘樹は、喜びを顕にして英美を抱き上げた。

「ちょっ…

弘樹さん?」

弘樹の行動に英美は驚いた。
< 117 / 348 >

この作品をシェア

pagetop