《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
普段お酒を飲まない二人だが、記念日には、必ずお酒で乾杯をする。



ご飯の支度が終わり、弘樹を呼びに行こうと寝室に向かった時、弘樹が愛美を抱き居間にやってきた。

「今、呼びに行こうと思ってたんですよ。」

タイミングが、ピッタリなことに、小さな喜びを感じた。

愛美を座布団の上に寝かせて、ご飯を食べる。

「いただきます。

愛美の誕生に乾杯。」

二人は軽くコップを合わせた。



微笑み合う二人に愛美も笑っている。

幸せな暖かい空気が三人を包む。
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