《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
英美はそれを掴み、愛美の手に握らせた。

だけど、愛美は力加減がわからないで、花びらを握りグシャグシャにした。

呆れ顔で、愛美を見ると愛美は満面の笑みを浮かべている。

英美はまた落ちてきた花びらを、愛美に渡した。

愛美はそれを握り嬉しそうに笑っている。



しばらく桜で遊んでいたが、愛美のミルクの時間になり、英美は乳母車を押し歩き始めた。

すると、まだ帰りたくないのかぐずり始める愛美。

桜がよっぽど気に入ったのかな?

英美一人、呟きながら乳母車を押し始めた。
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